自分と和解したい。

日々感じたことを言葉にする練習です。

10月の日記です

ここ数ヶ月はなぜか心が落ち込むことが多くて、色々と心理的な本を読んだり調べたりしました。それはそれでとても勉強になるし参考になったけど、なんかでも全然改善しないんですよね。メンタル。

ということで、もう一旦考えることをやめよう。全てを。今月は思い切って、あえて心理的なことには触れずに、とにかくテレビとか娯楽に集中しました。

今までほとんどスルーしていた金曜ロードショーとかも、もしかしたら気晴らしになるかと思い、映画館で見た以来の久々にハリーポッターをちゃんと見ました。

そしたら意外と、思うところがあって。賢者の石の、「自分がなりたいと思う自分の姿を映し出す望みの鏡」ってあるんですけど、あれ深いですね…。満たされている人が見ると、ありのままの自分が映る鏡。きっと私が見たら、絶対にそのままの自分とか映らないんだろうなって思いました。色々と無理のある「理想」が映るんだろうなって。私がなりたいものとか、足りないと思っているものってなんなんだろうって考えました。

それが良い経験だったので秘密の部屋もちゃんと見ました。アズカバンも見ます。ファンタビも見るけど、テレビでやるの最新話?ならその前の話も探して見ておこうかな。

 

今まで流行に乗ることが好きじゃなくて、流行りの歌とかお笑いとかもどっちかというと嫌いで、ミュージックステーションとかM1とかも全く見ない人間でした。

でも最近は、みんなと同じ話をするというただそれだけのために流行に乗ってもいいかなとガチで考え始めています。中学生みたいな話ですが。

そういうわけでやや遅れていますが鬼滅を履修しています。今一番売れている作品というのにも純粋に興味があり。

アニメ今15話まで見て思ったけど、残酷な話ですね。元が優しくて臆病だった子どもに、怒りを原動力にして闘う術を身につけさせる、っていうのがなかなか…と思いました。今までのジャンプの主人公だともう少し主人公が前のめりに「◯◯に俺はなる!!」とか、復讐動機にしても自分から自然とそういう気持ちを持っていた感があるんですが、鬼滅って「追い詰められてそれしか道がないから」鬼を斬る道を選んでいる感じがあり、初めは受動的に入ったものでもだんだん「自分から進んでやる」ようになる、その入り方に戦争味があって残酷さを感じます。

しかも設定が「大正」というところが余計に救いのなさを感じます…。差別とか自己責任論とか、過去の時代の生きづらさって現代の生きづらさの比にならないものだと思うので。

今の子どもたちはこういうものを摂取して生きてるんだな。

 

日記、一ヶ月に一回は書けたらいいなーと思います。