自分と和解したい。

日々感じたことを言葉にする練習です。

カルチャーショック

友人に招待されて、初めて結婚式に行った。なんだか、自分とは全く別次元の世界で、すごくカルチャーショックのようなものを感じた。たくさんのひとの目の前で、新郎新婦の家族構成とか馴れ初めとか発表されるんですよ。それって、新郎新婦共に家族円満だったり、馴れ初めが至ってクリーンでなければ出来ないことじゃないですか。なんか、圧倒的多数派の威力を見たというか…。あと、ご両親への感謝の手紙とか、育ててくれてありがとうございます、とか。いや、わたしの家庭だって別に仲悪かったわけでもないんだけど、でもそういう感謝の言葉みたいなのって、学校教育時代に半強制的に言わされたのしか知らないし、結婚式にまでそれがあるのか…とわたしは思ってしまった。いや当然なんだけどさ。でも、わたしにはそれはちょっと美しすぎる。ちょっと美しすぎたよ。せっかく大人になって、自由に動けるのだから、もっと本音を言いたい。みんなを楽しませるために挙式するんだと言われればごもっともなんだけど、結婚という特別な記念の日にするなら、わたしはもっとわたしが等身大でいられるようなものを望んでしまうな…。

難しいな、人生は。どうしてただ生きているだけじゃ満足いかないんだろう。難しかった、とても考えさせられて、今日は良い機会だった。みんなが良いというものが、自分にも良いとは限らないんだ。

友人はきっと幸せになると思う。友人らしい人生で、友人にとっては幸福だと思う。それは心から祝福している。

だからわたしも、自分がほんとうに欲しいものを、違えないようにしたいと思った。欲しくもないのに、みんなが欲しがるから自分も欲しいような気になって、みんなが持ってるからってそれだけで卑屈になったりとか、しないでいようと思った。ほんとうに大切なものだけひとつ、手のひらにあればそれでいい。

がんばるね。他の誰でもなく、わたしはわたしがなりたいわたしになろう。